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痛みの在り方をテーマに制作しています。
善悪で形を変えざる得ない痛みにも尊厳はあります。
ただそこに痛みだけが在り、
なかったことにしないということ、
を目的にした空間を作っていきたいと考えています。
制作方法は版画です。
インクが図像として紙に移るとき可変しない版の機能は、
美化も風化もない視線でイメージを紙に落としこみます。
付加された情報を削ぎ落とした事実のみの姿は、
善悪を認識の外にします。
そうして出来た痛みの姿を見つめます。
滅びながらも、築きあげてきた傷ついた姿です。
その在り方に私は「美しい」と言えるようでありたいのです。
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